労働組合「福祉保育労」ってどんな組織?なにしてるの?
福祉保育労とはいったい何のこと?
色々な職業に組合があり、労働状況の改善や賃金引き上げなどに力を使っています。
しかしこの労働組合などがどのような組織なのか?わからないという人も多いです。
労働組合というのは労働者が主体となって労働条件の改善や維持、また経済的地位の向上などをはかる事を目的として組織している団体の事で、団体、連合団体などを指します。
労働者はこの組合に入る権利があり、通常会社側が物事を決定し労働者に押し付けられるという形になりやすい所、それを防止し団体で交渉するなどの権利が与えられているのです。
よくテレビのニュースなどでも労働組合がストライキを起こしてバスが動かなくなるとか、工場が停止するなどの騒ぎを聞くことがありますが、これも、団体行動権を行使して起こしています。
要求を実現してもらうなど、労働者が会社側に求める事を明らかにし、実際に行動できる権利をもっているのが労働組合です。
保育園に関しても福祉保育労という労働組合があり、民間の保育所・高齢者介護や生姜者介護などの職場で働く仲間が全国組織で活動しています。
全身の組織誕生からすでに60年以上経過し、現在の組合結成から30年という歴史です。
福祉保育労でどんなことができるのか
例えば賃金や労働条件の決定について団体交渉を経て行われるようになったという事も福祉保育労という組合が成してきたことですし、一時金の殖産提案を撤回させたことも組合の努力によるものになります。
非正規職員が多い職場には正規職員を増やすように交渉したり、勤務を始めた月から有給休暇をとれるようになるなど、様々な交渉を成功させてきているのです。
福祉保育労は色々な事を提案交渉し、それを現実にしてきた実績をもっている組織で、職場に改善を要求したい時に力になってくれます。
職場だけで解決できないこともかなり多いものですが、国、自治体に働きかける等によって希望を現実にできるように動いてくれるのです。
学習会や交流会等もあり、全国規模の中央行動等も行っています。
福祉保育労への相談や問い合わせはいつでもできますし、相談に関して秘密厳守、無料です。
何か問題が起る前に、こうした組合に入っておくことで労働者としての安心を得ることができます。