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「心理カウンセラー」はどんな職業?仕事内容やなり方

「心理カウンセラー」はどんな職業?仕事内容やなり方

心理カウンセラーとはどういう仕事?

人と人との関係性がひどく薄くなっている現代、実は心の病を抱えているという人が多いです。
インターネットやスマホなど、人とつながる事がより多くなっているのに、人との付き合いが希薄になっているのは、言葉の暴力を受けたり、相手が見えないからとひどい言葉を使って追い込むなど、見えない暴力をしやすくなったという事もあります。

人と向き合ってしっかりと話をしたことがないという人も多くなり、就職してからコミュニケーションがうまく取れず、ストレスを感じ心の病となってしまうのです。
肉体的な疲労よりも精神的に受けるストレスの方が肉体を壊す、そういう事もあるので、心のバランスをとるという事は非常に大切な事といわれています。

こうした難しい現代の中で、人の心のケアを行う仕事が心理カウンセラーです。
心のケアを必要としている人はとても多く、心理カウンセラーの治療を受ける人はとても多くなっています。

心理カウンセラーの仕事内容はどんなイメージ?

精神的な疲労をもっている人に対し、カウンセリングによってその心の疲労を取る仕事です。
心理カウンセラーの資格が必要で、全国統一認定資格のプロフェッショナル心理カウンセラーという資格を取得し、仕事を行う事が出来るようになります。
この資格が誕生するまで心理カウンセラーの活動基準となる資格がない状態で、曖昧さが非常に多い仕事だったのですが、資格が出来たことで明確になった仕事です。

心理カウンセラーは精神科医ではなく、あくまでもカウンセリング等で心のケアを行います。
医師ではないのでお薬を処方するなどもなく、患者さんとの心のコミュニケーションで問題を解決する仕事です。

もうひとつ国家資格と同等とされる資格に上級があります。
この資格は精神福祉保健士という国家資格と同じ扱いの資格なので、非常に質の高い知識とコミュニケーション力、カウンセリング力が求められるのです。

カウンセリングルームをもって仕事をすることもありますが、病院などで働くこともあります。
企業のカウンセリングルームなどでも近年需要が高くなっている仕事ですし、教育機関で勤務することも多くなっているようです。

心理カウンセラーのやりがいとは

心の問題を抱えている人は、精神科にかかりたくないという人も多いので、こうした心理カウンセラーを利用することも多くなっています。
心をなかなか開かなかった人がカウンセリングによって次第に心を開き、言いたくないことなどを話してくれた時、やりがいを感じるようです。

家族が心配して連れてくるという事もあるようですが、この場合、本人が相談しようと自発的に行動したことではないので、放っておいてほしいという態度の場合もあります。
すこしずつお話をしていくうちに、ぽつぽつを話しをするようになり、自分一人で相談に来てくれるようになると信頼してくれたと感じ大きなやりがいを感じるのです。