「福祉事務所」ってどんな所?仕事内容は?
福祉事務所ってよく聞くけどどういう仕事をしているの?
最近はテレビでもよく福祉事務所という機関の名前を聞くことがありますし、母子家庭などの問題で名前が出て来ることもあるのが、福祉事務所です。
何となく、福祉について何か支援してくれるところ?相談できる所?というイメージがありますが、実際にどういう仕事をしているのかよく理解できていないと思います。
この福祉事務所というのは読んで字のごとく福祉に関する事務所で、福祉六法に定める援護、育成、更生措置に関する事務を行う福祉の窓口機関です。
私達もこうした福祉に関する悩みを持った時に利用出来る機関となっていますので、どのような役割、仕事をしているのかしっかり理解する必要があると思います。
福祉事務所のサービス内容や業務内容とは
福祉事務所では生活困窮者からの相談や生活保護について実施するところです。
また保育園についての相談等も受けている所ですし、母子生活支援や助産師説の入所など児童と家庭の福祉についても窓口となっています。
知的障害を持っている方、お子さんについてその福祉の紹介や入所の相談ができ、身体障害者手帳交付、施設の入所、補装具に対する給付など、身体障害者の福祉もこの福祉事務所の管轄です。
また高齢者についても関係が深いところで、老人ホームへの入所など、高齢者福祉について様々な相談を受けています。
役所に設置されていることが多く、面接相談員や専門的分野の相談を受ける方もいるので様々な相談ができる機関です。
専門的な立場から指導してくれる専門家としては、老人福祉指導主事、身体障害者福祉司、母子自立支援員、家庭相談員、ホームヘルパーが配置されている事もあるようです。
現代は様々な問題を抱えている人が多い
経済が不安定になって仕事が無くなり、自分ひとりの力で生活できなくなってしまった人は大勢います。
母子家庭で国の支援がなければ暮らしていくことが出来ない方もいるのです。
そんな時、福祉事務所に相談に行くことで支援や必要な補助を受ける事出来ますし、施設への入所が必要という場合も骨を折ってくれます。
自分一人で悩んでいないで、また家庭だけで悩んでいないで、こうした専門家が相談にのってくれる所で将来をしっかり考える事も必要な事です。
相談しにくいとか、保護を受けている事を知られたくないという人もいますが、受けられる支援は受けて将来を良いものとしていくためにも相談に行ってみるといいと思います。