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  3. 「精神保健福祉センター」ってどんな所?仕事内容は?

「精神保健福祉センター」ってどんな所?仕事内容は?

「精神保健福祉センター」ってどんな所?仕事内容は?

精神保健福祉センターとはどういう施設なのか

各都道府県が設置する事が義務付けられていることはたくさんありますが、その中の一つに、各都道府県設置が定められている精神保健福祉センターがあります。
これは精神保健福祉法により設置が義務付けられているもので、地域を分担し役割をもって活動を行う機関です。
精神保健福祉センター – 埼玉県

健康の保持、工場を目的としているもので、精神保健福祉に関する相談を受けたり、広報誌を出したりイベントを行うなどして普及活動などを行っています。
心の病気をもっている方が自立する時、また社会復帰を目指すとき、社会に適応できる力をつけるための指導、それに援助も役割です。

精神保健福祉について深い専門的な知識を持っている専門機関として設置され、地域にある保健所などの関係諸機関の職員に対し研修を行う事もあります。
こうした関係諸機関と連携したり、技術協力や援助を行い、地域の保健福祉がより向上するように活動する機関が精神保健福祉センターです。

精神保健福祉センターが行う相談業務とは

心の病をもっている方や心に問題を抱えている方など、本人はもちろんのことご家族や関係者からの相談を受けます。
例えば日本でも多くなっている薬物依存の問題やアルコール依存についての相談、さらに認知症となった高齢者についての相談、その他、思春期や青年期の心の問題について相談できます。
ここには相談ができる専門知識を持った相談員がいて、常に相談を受け付けていますので問題が起きた時や精神保健に関する悩みがある時に相談できるようになっています。

直接話に行くこともできますが、その場合も電話が必要です。
「こころの電話相談」により電話相談で、医療機関や相談機関を教えてくれるので何か精神保健に関して問題がある場合、相談してみるといいと思います。

その他、技術援助などの活動とは

精神保健福祉に関係する関係諸機関に専門的な立場から様々な援助、協力等も行い、介護という分野について指導的役割も行う機関です。
認知症高齢者が在宅でのケアを行う時、保健所と連携し訪問診察などの医療機関への相談や入院相談、在宅介護指導等行っています。

訪問診療などについてどこに相談すればいいかわからないという時にも、相談できるようになっていますので、問題を抱えているご家族も活用できます。
このほかにも、精神保健福祉に関する組織づくり、各種情報、運営の助言等もこの機関で行っている支援です。